日本国内で老朽化するインフラの増加に伴い、保守点検ニーズが増えてきている。しかし、点検作業員の人手不足問題も表面化しており、人間による点検の代替手段としてロボット技術に寄せられる期待は大きい。特に、高速道路の橋梁点検は、足場を組み、人間が目視等で点検を行うといったコストも、作業リスクも大きい仕事となっている。
現在国の実証実験プロジェクト等で、主流となっている橋梁点検手法は、自動走行型の車両を路側帯を移動させ、車両のクレーン部分から有線によりマルチコプターを飛行させ、橋梁背面部の撮影を行うというものである。
マルチコプターを用いた高速道路橋梁点検作業イメージ
ソリューションのポイント